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書籍紹介

2015年3月18日

『本でひとをつなぐ まちライブラリーのつくりかた』

カフェ、お寺、個人宅の一室などを私設の図書館として開放し、知の交流拠点とする試みが始まっています。大阪を中心に、全国120余りのまちライブラリーが既に誕生しているのです。ブリティッシュロック、東アジア料理、ヨガ&リラクゼーションなど、少し尖ったテーマの本が集まっていることが特徴。

著者は森ビル在籍時代に「アーク都市塾」「六本木アカデミーヒルズ」の立ち上げに携わり、「教育」から「学び」へとターゲットをシフトしてきました。
その中で生まれたのが、人々が自分の関心のある本を持ち寄り、小さな図書館を各地につくる「まちライブラリー」です。

図書館を「本」というモノの視点で見ると、収集費・管理の手間など、コストの塊に見えてしまいます。しかし、「学び」や「思い」を交換する媒体として考えると、個人でも意外に簡単に図書館ができてしまいます。

まちライブラリーを支えているのは、何より「個人の突き抜けた思い」です。
これがライブラリーをキラリと光る魅力的な場所に変えています。

お近くのまちライブラリーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
http://machi-library.org/

礒井純充著/学芸出版社
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1345-0.htm