2019年7月31日
日本サービス大賞フォーラム in 福岡 第2回受賞組織報告会 より
第2回日本サービス大賞 優秀賞 受賞
世界初、顔見知りによる頼り合い
子育て支援プラットフォーム「子育てシェア」
「『子育てシェア』で地域や企業の課題も解決」
株式会社AsMama 代表取締役社長 甲田 恵子 氏
「子育てシェア」というシェアリングサービスに取り組んでいる。子どもの送迎や託児を地域の知人にみてもらえる仕組みである。
登録料や手数料は不要で、1時間500円のお礼ルールがあるのみ。万一の場合は最高5000万円の保険が適用される。地域に知り合いがいない人のために、リアルでご近所の人同士が出会う機会もつくっている。
「子育てシェア」の登録者数は65,000人を超えて、解決案件数は25,000件を超えた。このネットワークを使って、大小のイベントやセミナーの開催、企業の集客やマーケティング、自治体の広報のお手伝いをするようになった。
活動の担い手として、所定の研修を受講したAsMama認定サポーター(通称「ママサポ」だが、男性もいる)が全国に約1000人いる。ママサポは、送迎・託児の仕組みづくりや交流イベントの開催を行い、ときには自分でも子どもを預かってくれる。昔はよくいた「おせっかいおじちゃん、おばちゃん」である。ママサポには活動量に応じて報酬をお支払いしている。
コミュニティビジネスを始めるのは簡単ではないが、自治体や地域の企業と一緒に地域人材の育成や施設の活用などに取り組むようになった。
今日おかしいなと思ったことは今日修正するようにし、完成形がないと思いながら、求められているサービスを充実し続けている。
★ 受賞サービスの事業詳細はこちらをご覧ください。
※数字や名称・肩書などは2019年3月講演当時のものです。
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「第3回日本サービス大賞」募集のご案内
製造業、農林水産業も含むすべての事業者の方が応募いただけます。