2019年7月31日
日本サービス大賞フォーラム in 福岡 第2回受賞組織報告会 より
第2回日本サービス大賞 地方創生大臣賞 受賞
「住まいのおたすけ隊」と業界初のフランチャイズ展開
「『建設業からサービス業へ』の意識改革で、
『期待を超える感動』を提供」
島根電工株式会社
代表取締役社長 荒木 恭司 氏
公共事業が盛んな時代は、電気工事業のお客様は官公庁、ゼネコン、地元の工務店だったが、その後公共事業は長年にわたって右肩下がりを続けた。そこで、商工会議所や経済同友会で知り合った企業を訪ねるようにしていたら、工場の増築や店舗の拡張の際に「電気工事は島根電工」と言ってもらえるようになった。
世の中は変わる。電球や蛍光灯からLEDへ。LANからWi-Fiへ。生き残るためには自らが変わらなくてはいけない。顧客が買いたいものを売ることが必要である。「我々は電気工事を売っているのではなく、お客様が快適で安心して過ごせる生活空間や住環境を提供する、建設業ではなく、サービス業だ」と考えを変えた。
そこから生まれたのが「住まいのおたすけ隊」だ。お客様でさえ気づかないニーズを社員自らが考えて対応し、期待を超える感動をお届けする。これを600人の社員がやっている。
会社にとって一番大切なのは社員とその家族である。会社から大切にされた社員は必ずお客様も大切にする。社員が「島根電工の社員でよかった」と思うようになってはじめて、お客様を感動させることができると考えている。
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※数字や名称・肩書などは2019年3月講演当時のものです。