医療法人社団慶成会 青梅慶友病院（第4回受賞企業・団体）

受賞の観点

提供サービス

「最晩年を豊かに過ごす生活の場」として、老人医療の改革をテーマに病院づくりに取り組み、長生きよりも人間としての尊厳を重視した医療、介護、生活の一体的なサービスの提供をめざす。

ハイ・サービスのポイント

同院の強みは、「人生の最晩年」の生き方への問い直しを起点にした老人医療改革への理念を、理念のまま終わらせない不断の教育とサービス改革によって、「あの病院で最後を送りたい」と思わせるまでの価値ある姿にした取り組みにある。

• 「顧客は患者とその家族」という観点から顧客の要望にあわせたメニューを一人一人に用意するフルサービス給食システムや、面会時間の自由化や病院特有の臭いの除去など、顧客満足度の向上のため、様々なサービスを提供。


• 元気な体育大出身者を「生活活性化員」として採用し、患者の生活を少しでも楽しくするために各病棟に配置し、体操やリハビリ、体力に合わせた「趣味の会」などのイベントを開催。


• 現場で患者に対応する職員には厳しい教育と評価で理念の徹底を図ると同時にESも重視。原則残業なし、年休100％消化、年1回2週間の連続休暇取得などを制度化しているため、職員の勤続年数が長く、パートからフルタイムへのシフトも多い。