サービスの高付加価値化
LRTで推進する富山市のコンパクトシティー化
URL | http://www.t-lr.co.jp/ |
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業種 | 物流・運輸 |
所在地 | 富山 |
事業概要 | 鉄道事業法に基づく鉄道事業、軌道法による運輸事業、一般乗合旅客自動車運送事業など |
市場特性 | ニッチスペシャリスト型 |
業態特性 | ハイバリュー型 |
取引特性 | BtoC型 |
環境特性 | 地域サービス型 |
富山ライトレールは、富山駅北駅と岩瀬浜駅の約7.6キロ間を結ぶ日本初の本格的LRT(次世代型路面電車システム)であり、JR西日本が運行していた富山港線を富山市が引き継ぎ、路線の一部を路面電車化して2006年4月に開業した。同社は、運営だけに責任を持つ「公設民営」と呼ばれる事業形態をとっている。
同社の強みは、富山市が進める「コンパクトなまちづくり」(コンパクトシティー)のリーディングプロジェクトとして、利用者の利便性や快適性、さらに町の景観の一つとしてのデザイン性などの向上に努め、公共交通という古いサービスの付加価値を格段に高めた点にある。