受賞の観点
顧客データをフル活用したロイヤルティーマーケティング
URL |
http://www.ogino.co.jp/ |
業種 |
卸売・小売 |
所在地 |
山梨 |
事業概要 |
食品、住居関連品、衣料品の総合小売業 |
市場特性 |
ニッチスペシャリスト型 |
業態特性 |
ハイバリュー型 |
取引特性 |
BtoC型 |
環境特性 |
地域サービス型 |
提供サービス
山梨県下に展開し、POSの活用に定評がある。1996年にポイントカードを導入、データ収集分析を行い、「だれに」「どこで」「何を」を明確にしたきめ細やかなDM発送をしている。
ハイ・サービスのポイント
同社の強みは、カードホルダー獲得に注力することで顧客データの精度を上げ、これを巧みに分析し、優良顧客に対する新サービス提供のみならず、品揃え・棚配置などのマーチャンダイジングなどにも活用してサービスプロセス改善を図った点にある。
- ポイントカード「グリーンスタンプカード」の導入購買金額上位から顧客を10分割するデシル(分位)分析の結果、上位40%(デシル1~4)の顧客で売上の81%を占める。さらに、デシル上位の優良顧客は、購買頻度、客単価ともに高く、ここにマーケティングコストを集約すれば、費用対効果の飛躍的な向上が見込めることも判明。
- データ分析に基づくロイヤルティーマーケティング デシル上位の顧客に対してはダイレクトメールでピンポイントに様々な優遇告知を行い、特別なポイント付加し、全顧客の平均買い上げ点数が1割上がり、売上が1割増えた。
- 「個客」への対応強化例えば購買履歴から赤ちゃんのいる家庭を割り出し、そこに限定してベビーフードや紙おむつの案内をDMに特典を付けて送付している。
- マーチャンダイジングへの活用例えばデータでは完全に死に筋商品であっても、デシルランクの高い顧客がコンスタントに買っている商品はカットしない。
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