受賞の観点
URL |
http://www.mediva.co.jp/ |
業種 |
医療・福祉・子育て |
所在地 |
東京 |
事業概要 |
医療コンサルティング、運営支援、運営代行 |
市場特性 |
ニッチスペシャリスト型 |
業態特性 |
ソリューション型 |
取引特性 |
BtoB型 |
環境特性 |
広域サービス型 |
提供サービス
「医療はサービス業であり、患者中心であるべき」という考えで起業し、ホームドクター、カルテ完全開示、サービス業というコンセプトで、主に地域の小規模病院、診療所を対象とした経営コンサルティングを手がけている。
ハイ・サービスのポイント
小規模病院に事務長クラスの派遣、医者、看護士の採用支援などによる経営支援、病院再生などを実施。地域医療、ホームドクターを指向しており、ファミリードクターを目指す診療所のネットワークである「プラタナスネットワーク」を運営し、病院間や患者に対しての電子カルテの共有化・完全開示に取り組み、新しい地域医療のモデルとして実績を上げている。
- 医者の業務量は10年前の倍になっていると言われている一方、診療報酬の抑制などにより、効率化は不可欠となっている。しかし、個人経営病院の経営規模はコンビニエンスストア並みで、効率化のノウハウがない。また、医局の力も弱まっており、医者や看護士の確保もままならない。そこで、事務長派遣等のマネジメント支援、医者や看護士の採用支援、共通インフラの提供などで効率化を進めるとともに、地域密着型、患者中心を指向して患者満足度を高めて、病院の経営改善を行っている。
- 「カルテ完全開示」(2000年当時は稀)、「クイックライン」(風邪などの軽い症状の患者の待ち時間を減らす試み<風邪であればわずか7分間ですべて終了>)や、患者に満足して帰ってもらうための取り組みなど、患者満足度の高いサービスを提供。
- 「プラタナスネットワーク」(ファミリードクターを目指す診療所のネットワーク)という病院間連携の仕組みを構築して、医療情報の共有化や電子カルテの共通化を行っている。
- プラタナスネットワークに加盟しているクリニック間では同じマークを掲げており、経営再生中のクリニックは加盟を認めないなど、ある種の品質保証の役目も果たしている。
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