受賞の観点
URL |
http://www.okwave.co.jp/ |
業種 |
情報通信・ITサービス |
所在地 |
東京 |
事業概要 |
Q&Aサイト「OKWave」の運営及び関連する企業サービス |
市場特性 |
ニッチスペシャリスト型 |
業態特性 |
ハイバリュー型 |
取引特性 |
BtoC型 |
環境特性 |
広域サービス型 |
提供サービス
利用者同士が質問と回答を投稿することができるQ&Aサイト「OKWave 」の運営、及び企業向けの「FAQ管理ツール」や「Q&A情報活性化ツール」などの開発、提供を行う。
ハイ・サービスのポイント
同社の強みは、知識共有の場を提供したことにあるのではなく、「困っている人に善意を持って回答し、お互いに助け合えるような」場所や仕組みをネット上に作り上げることによって、相互理解と助け合いの精神を根底においた新しい集合知のあり方を創造した点にある。
- 人々の知恵や経験を蓄積した「世界知識資産」を構築し、「情報共有を目的とした助け合いの場」として利用してもらうことを目指し、路上でステッカーを配る、ユーザーへの礼状や訪問などによるヒアリングなどで、認知の促進と知識の集積促進を図った。
- 法律に触れる内容の質問や答え、「荒らし」の排除にも注力している。
- 当初は「お礼をする」機能はなかったが、ユーザーの声を受け、「お礼」機能を追加し、回答への礼儀を啓蒙。
- 集合知の利用を促進するために、携帯電話対応を進め、3キャリア全てでPC版と同じ全カテゴリーの閲覧と回答投稿を可能にした。
- 2008年11月には動画や画像、音声で質問や回答が投稿できる 「マルチメディアQ&Aサービス」を開始し、器具の使い方がわからないような場合に動画や写真、音声データを使って質問、回答ができる仕組みを構築。
- 「OKWave」で培ったQ&Aノウハウから「FAQ管理ソフト」を開発し、企業向けにFAQ作成管理ツール 「OKWave Quick-A(クイック・エー)」の提供をスタート。さらには「OKWave」の運用実績から抽出されたノウハウから、Webブラウザで簡単にQ&A知識コミュニティー(ナレッジコミュニティー)の構築ができるQ&A情報活性化ツール「OKWave ASK-OK」を開発するなど、企業向け新サービスを拡充。
- 現時点の登録会員数は138万人、サイトのユニーク・ユーザー数は4100万人、質問・回答数は1790万件を超える(2009年2月現在)。またデータベースをレンタル提供している「Q&A Partner Site」は100件以上、企業向けソリューションの導入企業は211社に上る。
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