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ハイ・サービス日本300選

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株式会社構造計画研究所(第5回受賞企業・団体)

受賞の観点

科学的・工学的アプローチ

学問知と経験知を結んだ「知の展開」で、付加価値の高いサービスを創出

URL http://www.kke.co.jp/ 
業種 情報通信・ITサービス
所在地 東京
事業概要 ソフトウェア開発、エンジニアリングコンサルティングほか
市場特性 ニッチスペシャリスト型
業態特性 ハイバリュー型
取引特性 BtoB型
環境特性 広域サービス型

提供サービス

 大学や研究機関で追究される「学問知」と、社会の実務から得られる「経験知」を結びつけ、その相互作用から生まれる「エンジニアリング(工学知)」をベースに、コンサルティングサービスや、ソフトウェア開発を行い、サービスとして提供している。

ハイ・サービスのポイント

 同社の強みは、建築という限られた分野のエンジニアリングで培った経験知に、科学や工学の新たな「知」を注ぎ込むことで、エンジニアリングの適応分野を拡大し、その経験知にさらに新たな「知」を注ぎ込んでいくという、巧みな<知の展開>を果たし、「総合エンジニアリング会社」としての現在の地位を築いたことにある。



  • コンピューターを活用した建築分野の構造設計からスタートした同社は、創業からの構造設計事業の中で、建築設備産業や住宅設備産業のオーダーに従って部品を展開して製造・納品するというシステムの設計を行っていたが、このノウハウを展開する形で製造分野などの新しいサービス分野への取り組みを開始。

  • 製造業やソフトウェア製造の分野におけるニーズの多様化、プロダクト・ライフサイクルの短縮化、その中での短納期要求に対応するため、従来一般的だった人の能力や勘に頼った対応や工数による見積作成を、エンジニアリングによって行う客観的評価にシフトすることを図り、ニーズに対応した製品をいち早く市場に投下するためのシステム構築や評価を行うコンサルティング・サービス「製造向けシミュレーション、最適化手法を用いたモデル構築/分析」や、組織的品質保証システム「Q-One」、ソフトウエア製造におけるプロジェクト計画~見積策定を、過去の経験的生産性データに基づいて計画する「KnowledgePLAN(ナレッジプラン)」(開発元:米国SPR社)を提供。

  • 旧電電公社時代の鉄塔構造設計のノウハウをベースに情報通信分野にも業務を拡大し、移動体通信関連システムの開発、通信ネットワークシミュレーションなどにエンジニアリングのノウハウを展開。

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