お知らせ

　２００７年５月１０日午後４時より、東京・港区のホテルオークラ東京で、サービス産業生産性協議会発足記念シンポジウムが開催されました。発起人代表である牛尾治朗ウシオ電機(株)代表取締役会長の挨拶に引き続き、『サービスイノベーションと協議会活動への期待～「サービス産業のイノベーションと生産性に関する研究会」報告書を受けて』、と題したパネルディスカッションを行いました。

　パネルディスカッションでは、村上輝康(株)野村総合研究所理事長、斎藤敏一(株)ルネサンス代表取締役社長執行役員、下村芳樹首都大学東京大学院システムデザイン研究科教授、桜木君枝(株)ベネッセコーポレーション常勤監査役、西本甲介(株)メイテック代表取締役社長兼CEO、肥塚雅博経済産業省商務情報政策局長をお招きし、製造業や諸外国と比較して低いとされるサービス産業の生産性について、その向上を目指して、それぞれのお立場から課題と取り組み事例が紹介されました。

　サービス産業生産性協議会は、２００６年７月の財政・経済一体改革会議で決定された「経済成長戦略」において、『サービス産業の生産性を抜本的に向上させることにより、製造業と並ぶ「双発の成長エンジン」を創る』ことを目的として設立されました。

　なお、発足記念シンポジウムと同日に発起人会が開かれ、協議会代表には、牛尾治朗ウシオ電機(株)代表取締役会長が就任しました。

　シンポジウムに引き続き、発足記念パーティーを開催いたしました。牛尾治朗協議会代表の挨拶に始まり、１９名の発起人の方々のご紹介、引き続いて発起人のお一人である増田寛次郎日本赤十字社医療センター名誉院長から乾杯のご発声をいただきました。

　また、安倍晋三内閣総理大臣、甘利明経済産業大臣よりサービス産業の生産性向上に寄せる思いをご祝辞としていただき、４００名をこえるご参加の方々とともに賑やかに協議会の門出を祝いました。