ハイ・サービス日本300選
2016年7月13日
今回は、旭川市旭山動物園のハイ・サービスのポイントを紹介します。動物の行動を観察する「行動展示」という新たなコンセプトを導入し、地元の観光や経済活性化に大きく貢献しています。
そんな旭川市旭山動物園のハイ・サービスのポイントと、来園者の利便性を向上する取り組みをご紹介します。
★ハイ・サービス日本300選 第1回受賞★
展示サービスの質を向上して来園数を飛躍的に増大
★ハイ・サービスのポイント★
【第1回受賞時のポイント:地域貢献】
●提供サービス
1997年から行動展示による施設づくりに着手し、それ以降来園者数が増加。2006年度には304万人(前年比98万人増)を記録した。
●ハイ・サービスのポイント
来園者数の落ち込みに対して、「行動展示」という新しいコンセプトを導入。マスコミ報道の相乗効果による集客拡大によって、地域の活性化に寄与している。
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【現在の取り組み -インタビューより- 】
その後も「オオカミの森」、「エゾシカの森」、「北海道産動物舎」、「きりん舎・かば館」など、従来からの展示動物の能力を発揮できる施設を新設、リニューアルしたのに加え、水洗トイレの整備、植樹等による日陰で涼める場所の整備、園内のバリアフリー化、ベチの数を増やすなど来園される方に快適に動物園を見ていただくよう、展示施設のみでなく利便設備の整備を行いました。
【今後の取り組みの展望】
2017年が開園50周年となることから、動物の展示施設の一部改修をしていきます。また今後も施設の改修やリニューアルを行い、新たな視点を加えていくと同時に、利便施設を引き続き充実させていき、加えて園内のWifi化など、より来園者が快適に動物園で過ごせるよう取り組んでいきたいと考えています。
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