(旧メッセージ)事務局コラム

2014年11月18日

「ライブ消費」は惜しまない

日本経済新聞社がサービス業34業種を対象に2014年版の「第32回サービス業総合調査」をまとめました。４月の消費増税で消費者には節約志向がみられたが、テーマパークやライブなど、その場でしか体験できない「ライブ消費」は惜しまない様子が明らかになったと掲載されました。

先日、上野の森美術館で開催されている「ボストン美術館 北斎浮世絵名品展」を鑑賞してきました。すでに来場客数が１０万人を超える程の大人気で、会場は多くのお客様で賑わっていました。「やはり本物は違う」。ブラウザの画面で見る作品と実物の差に圧倒されました。サイズは想像していたより小さいのにその存在感たるや…。いくら技術が発達し、解明度が倍になろうとも「ライブの魅力」は、別の次元だと実感しました。

調査によると「増税前の駆け込み需要」「インバウンド」「ライフスタイルの変化への適応」などのキーワードが挙がっています。伸び率の高い企業は日々こうした変化に敏感に反応し、努力を惜しまず研鑚されたのだと思います。北斎は生涯に３万点以上の作品を残したと言われています。我々もサービス業の生産性向上に向けて様々な情報を発信して参ります。ご期待ください。