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小樽職人の会(旧:NPO法人北海道職人義塾大學校)(第9回受賞企業・団体)

受賞の観点

サービスの高付加価値化

ものづくり体験を通して、職人後継者の育成を図るとともに職人業界と地域の活性化を実現

URL http://otaruskill.net/ 
業種 教育・研究
所在地 小樽
事業概要 製作体験学習、キャリア教育、キッズベンチャー塾の開催ほか
市場特性 ニッチスペシャリスト型
業態特性 ハイバリュー型
取引特性 BtoC型
環境特性 地域サービス型

提供サービス

職人文化や職人の仕事の魅力を伝えていくとともに、後継者となる若い世代の育成を目的とし、職人が直接ものづくりを教える製作体験学習や、子どもたちの社会人・職業人としての自立を促す「キャリア教育事業」、起業家精神を養成する「キッズベンチャー事業」、産業体験型観光や職人業活性化ノウハウの他地域への移転サービス、職人志望者への弟子入り先を紹介するマッチングサービスなどを展開している。

ハイ・サービスのポイント

同法人の強みは、職人後継者育成や職人業の活性化に向けてスタートさせた製作体験学習事業を人気ある観光コンテンツにまで育て、観光客の誘致につなげるなど当初の目的を超えた成果を出している点にある。また若年層へのキャリア教育や他地域へのノウハウ移転など、幅広く事業を展開させることで地域や職人業全体の活性化に大きく貢献している。



  • 商業港湾都市として発展した小樽では、暮らしに密着した製造業が繁栄したが、近年は大量生産品や安価な輸入製品との競合から低迷。「きつい」「汚い」「危険」というイメージから若者の製造業離れも進み、職人には「仕事がない」「「後継ぎがいない」という厳しい状況が続いていたことから、1992年、花火や仏壇、窯元、仕立てなど30業種38人の職人が集まり「小樽職人の会」を結成。職人業の継承や新たな仕事の可能性を求める共同研究開発に取り組みを開始した。その中の後継者の育成の教育機関として、2000年、体験学習を専門に行う北海道職人義塾大學校を設立。

  • 職人志望者の希望に合った弟子入り先を紹介するマッチング型のサービスを提供。

  • 未来の職人の卵である小中学生を中心に、「職人業」の周知と伝統的な「業(わざ)」の継承を目的とする「製作体験学習事業」を展開。一律1,575円という安価なサービス提供を行っている。

  • 製作体験学習におけるサービススキル向上のため、道具の使い方や安全管理のレクチャーを行う指導や、人気の職人のプログラムを実際に見て学ぶ勉強会などを行っている。

  • さまざまな職人の技をプログラム化する際には、一般の人々に受け入れやすいプログラムにするように工夫をしている。

  • 近年は一般観光客の集客に注力し、大人向けの製作体験プログラムとして、ハイレベルな職人の技が体験できる「技体験」を提供し、旅行会社のパッケージツアーとしても売り出している。また婚活中の男女が2人で製作体験をする「婚活製作体験会」なども実施し、新たな市場の開拓に取り組んでいる。

  • 子どもたちが主体的に進路を選択・決定できる能力を身につけ、社会人・職業人として自立することを促す「キャリア教育事業」を、小樽市内の小中学校などで年間約560人に実施。

  • 子どもたちが自ら商品の企画や宣伝方法を考え、商品の製作から販売、決算までを行うことで、創造性やチームワークなどの起業家精神を養成する「キッズベンチャーほっかいどう」を開催。

  • 異業種交流や職人の活性化を目的に、世界・全国職人展や世界・全国職人学会を開催している。

  • 全国で子どもにものを教えている異業種交流団体は多々あるが、ほとんどが無償ボランティアで事業化に至っていないため、現在、函館、室蘭、苫小牧、夕張の4地域で蓄積したノウハウを活かし、指導を行っている

  • 小樽市の移住者促進事業に協力し、移住した60歳以上の定年退職者を対象に、職人の技能を移転させていく取り組みを開始している。

  • 製作体験学習の年間受講者数は約7,000人以上となり、人気の観光コンテンツに成長。現在では市外からの修学旅行客の参加が多く、カナダやロシア、中国など海外からの団体旅行客も増加。この事業が大きな収入源になっている職人も出てきている。

  • これまでの育成実施によって10人が職人に成長。

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製作体験学習の様子
製作体験学習での製作物例
キャリア教育での和菓子製作体験の様子
「キッズベンチャーほっかいどう」での販売体験の様子
世界や全国で職人展、職人学会を開催