日時 | 2017年5月30日(火) 15:00-16:30 |
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内容 |
日本の生産性は、対米比較によってその低さを指摘されるケースが多くあります。産業別にみた対米比較は、経済産業省「通商白書2013年版」において2003~2007年平均にて紹介されていますが、最新のデータは長らく得られていませんでした。そこで日本生産性本部では、同様の手法での最新年次による算出を試み、昨年12月に「日米産業別労働生産性水準比較」として発表しました。 その結果、産業別にみた日本の労働生産性水準(2010~2012年平均)は、製造業で米国の7割、サービス産業で5割でした。製造業ではその格差が縮小している一方、サービス産業では格差が拡大しているなど、サービス産業の労働生産性水準は1990年代後半から米国の約5割にとどまる状況が続いており、特に卸売、小売、運輸で格差が拡大していることが明らかとなりました。 今回のフォーラムでは、本調査にワーキンググループ座長としてご指導をいただいた、東洋大学の滝澤先生にその現状を解説いただくとともに、その数字から見える分析結果や今後に向けた課題等についても考えます。 |
参加費 | SPRING法人会員および個人会員無料/日本生産性本部賛助会員無料/一般;5,000円(名/税別) |
会場 |
150-8307 東京都 東京都渋谷区渋谷3-1-1 ・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン ・東急東横線・田園都市線 ・京王井の頭線 ・東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線 「渋谷」駅下車 徒歩約8分 ※渋谷駅大規模工事中につき、多少お時間がかかる場合がございます。 |
定員 | 40名 ※先着順。定員を超えた場合には締め切らせていただきます。 |
対象 | |
主催・共催 | 主催:サービス産業生産性協議会(SPRING) |
後援 | |
協賛 | |
パンフレット | ダウンロード |
備考 |
【講師】 |
東洋大学経済学部経済学科 教授 滝澤 美帆 氏
一橋大学大学院・経済学研究科・経済理論経済統計 修了(経済学博士)
2007年04月 - 2008年03月, 日本学術振興会特別研究員PD(一橋大学) 2008年04月 - 2011年03月, 東洋大学, 経済学部, 講師 2011年04月 - 2017年03月, 東洋大学, 経済学部, 准教授 2013年09月 - 2014年08月, ハーバード大学国際問題研究所日米関係プログラム研究員 2017年04月より、現職 |
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日本生産性本部 生産性研究センター 上席研究員 木内 康裕
政府系金融機関勤務を経て、2001年日本生産性本部入職、2003年より生産性研究センター。
専門は生産性に関する統計作成・経済分析で、国際的にみた日本の労働生産性の実態など主要国との比較にも詳しい。 2016年より現職。 |